2010年11月12日金曜日

『think point』というウイルスに感染したときの対処法?

先日、とある客先で、初めて見るウイルスに対面しました。
PCを起動すると、Windowsは起動するのですが、『think point』という画面がフルスクリーンで表示され、
ウイルススキャンを求められます。
(ボタンが2つあり、どちらかを押さなければ、デスクトップ画面すらも開けない状態。)

この画面が出てしまったので、ウイルスが怖くて先に進めない、とのこと。

僕も、初めて遭遇したウイルスだったので、持ち帰らせてもらい、会社で調べてみました。

しかし、今のところ、はっきりした解決策は見つかってないようです。

ウイルス駆除の常として、
プロセスを切断→ウイルスソフトを導入して、スキャン→感染源の削除→レジストリの書き換え
と、これくらいやらなければ、駆除できないようでした。

ぶっちゃけ、時間ばかりかかるので、
先方に連絡し、まずはシステムの復元を試してみること、
最悪の場合、リカバリーをする旨を伝え、了承を得ました。
もちろん、最低限のバックアップは取ります。

早速、システムの復元を試してみました。

しかし、まずは、デスクトップ画面を出せなければ話にならないので、邪魔な、『think point』画面を消すことに。

まずは、[Ctrl]+[Shift]+[Esc]でタスクマネージャを開きます。
続いて、『プロセス』欄で、『hotfix』を強制終了します。

これで、『think point』画面が消えるはずです。

続いて、デスクトップ画面を表示します。

タスクマネージャの[新しいタスクを実行する]をクリックします。

『explorer』と入力します。

これで、デスクトップが復活するはずです。

あとは、[スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[システムの復元]
の順に選択し、システムの状態を数日前に戻すだけです。

今回は、これで上手くいきました。

あとは、期限切れのマカフィーをアンインストールし、ウイルスバスター2011クラウドをインストールして、完了。

ちなみに、ウイルスバスターにした意味は無いです。
ノートンに比べれば軽いし、実績もあるから、というだけですね。

Windows機を使うのなら、ウイルス対策ソフトは必須ですね。
フリーソフトでも良いので、入れておくことをおすすめします。

今回は、本当の意味でのウイルス駆除ではありませんでしたが、
個人的には、ウイルスに感染した時は、リカバリーするのが一番だと思います。
OSのセキュリティホールを突いてくるウイルスは、OS外まで干渉してくることは無いですからね。

2 件のコメント:

  1. KKと申します。
    こちらの記事を見てthink pointと消すことができました。
    ありがとうございました。

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  2. ブログ管理者のすとなです。
    KKさん、コメントありがとうございます。
    この記事がお役に立たったようで、良かったです。

    返信削除

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